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ビジネス書著者を講師に招いたワクワークショップを主催。
Vol.01 横田尚哉氏、Vol.02 小山龍介氏、Vol.03 田島弓子氏、Vol.04 島田昭彦氏、Vol.05 マダム由美子氏、Vol.06 板橋悟氏、Vol.07 齊藤正明氏、Vol.08 阪部哲也氏、Vol.09 川田浩志先生、Vol.10 山口路子氏、Vol.11 マダム由美子氏、Vol.12 手塚美幸氏、Vol.13 横田尚哉氏、Vol.14 Marie&Carol、Vol.15 秋竹朋子、Vol.16 田島弓子氏。

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『脳はなにかと言い訳する』読書ノススメ
科学が進んだ現在ですが、いまだに脳は不思議の塊です
全く解らないより、少し垣間見れた方が不思議さが増すのは不思議です

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
池谷 裕二
祥伝社
売り上げランキング: 3549


東京大学大学院薬学系研究科・講師である池谷裕二氏の著書です。
他の著書にも言えるのですが、薬学系なので、著者自身と世界中の論文の化学的な実験結果にもとづく最先端の脳科学の一端を覗かせてくれる点が素晴らしい。

脳といえば茂木健一郎氏の方がテレビなどマスコミでの露出が多いので有名ですが、一般向けの脳にまつわる著書では池谷祐二氏の方がだいぶ面白い(私自身が理系だからというのもあるのでしょうが)。

本書を読むと、心理学の世界で言われていることが、実は生物学的(生化学的?)な脳の作りとか働きによるものが多いと解ります。

間違っているかもしれませんが、人間の心の動きを、心理学は表面化した”結果”から帰納法で導き出すのに対して、本書にある脳科学は生化学的な”原因”からアプローチしているような気がします。


■PickUpPoint

◆脳には不思議なことがたくさんあります。 ただ、はっきりしていることは、「意識できること」よりも「無意識のまま脳が実行していること」のほうがはるかに多いということです。(中略)
無意識を知ることは、脳を知ることの醍醐味でもあります。 この本のテーマである「脳はなにかと○○する」とは、無意識の世界を皆さんと一緒に探検しようという試みです。

(各章は、この”○○”に色々入っているのですが、目次だけ見ると心理学の本かと勘違いしそうです。 理系だからでしょうが、脳内化学物質で説明された方が心理学で説明されるより信じてしまいます)


◆楽しいという感情が、ヒトやサルなど比較的高等な哺乳類にしかないとしたら、楽しいという感情は動物にとって、あまり重要ではないのではないのだろうと考えます。(中略)
感情でいえば、下等な動物が備えている感情こそが、生命にとってより本質的といえます。

(妙にひっかかるくだりだったので抜き出しましたが、だから何ってのがまだ出てきません。 なんとなくですが、下等な動物が備えている恐怖とかの感情の方が、いざという場合には自動的に優先されてしまい、原始的な感情に支配されてしまうってことかな。 楽しいという感情が、”生命”にとってはそれほど重要ではないというのは少々寂しい)


◆現在、市場調査はおもに消費者や流通経路を通じて収集した資料に基づいているが、この論文は「脳」の反応そのものが有効な市場指標であることを示している。

(”この論文”とはfMRI(機能的磁気共鳴画像)でコカコーラとペプシを試飲した時の脳の反応を見たら、活発な脳の部位が異なっていたというものです。 コストの問題はありますが、被験者に何も質問しなくても脳の反応から結果が採取できる。 本には書いていませんが、この方法の優れている点は被験者の無意識まで調査することが可能そうな点かと思うのですが、ちょっと怖いですね)


◆<自由意志>、<選択>をとことん突き詰めていくと、要は、「ゆらぎが決めていた」にすぎなかったのです。刺激がきたときに、たまたま神経細胞がどんな状態だったかによって行動が決まってくるわけです。(中略)
「なぜ僕のことを好きになったの?」と聞かれたら、正しい答えは一つ。 そう、「脳がゆらいだから」です。

(池谷祐二氏がよく述べられている自由意志(は無い)のくだりです。 この”ゆらぎ”については直接コントロールできないのですが、これを解った上で、状況全体を上手くコントロールできないかな~などと考えてしまいました。)


◆ポイント①は、海馬の性能そのものは、歳をとっても、衰えていないということです。若者と同じだけの能力を、歳をとってもちゃんと発揮できるのです。ポイント②は、では歳をとって何が変わっているかというと、シータ波です。
シータ波は、面白いなと感じているか、知的好奇心を持っているか、探索心を持っているか、などといった注意力や興味に関係しています。シータ波がないと、見かけ上の脳の機能は低下します。結局は、脳装置の性能というよりも、装置を使う側の問題になるわけです。

(同様の内容が心理学の和田秀樹氏からも述べられてましたね。 それを科学的な実験で導き出しています。 身体の老化防止はアンチエイジングとして女性を中心にもてはやされいますが、感情の老化防止はまだブームになってませんね。 もう少ししたら来るのではないでしょうか・・・これってビジネスにできないかな~)


他にも知的好奇心をくすぐる話しがテンコ盛りの一冊です。
もっと沢山載せたかった・・・
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テーマ:今日の一冊 - ジャンル:本・雑誌

Books | 22:12:13 | Trackback(0) | Comments(0)
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